季節のお酒 〜歳事記〜|EH酒造株式会社 エクセルヒューマン
夏のお酒
初呑み切り
ひと春を蔵で過ごしたお酒の品質を検査し、成分を分析するのが「呑み切り」です。タンクの呑み口を開けることから「呑み切り」といい、最初の「初呑み切り」を六月頃に行います。その後毎月一回の呑み切りを経て、もっとも飲み頃になる秋に、日本酒はいよいよ新酒として出荷されます。
夏越しの酒
六月の晦日に、半年間の汚れを流す意味から飲むお酒です。この時期は田植えも終わり、ほっと一息入れる時期。一緒に働いた牛や馬にもみそぎをさせて、そしてこれからの暑い夏を乗り越えるために祈りながら飲む、暑気払いのお酒でした。
鰻酒
「土用の丑の日」とくれば鰻というのは、日本の常識。暑くて食欲もなくなるこの時期に、栄養十分な鰻を食べて元気回復という、日本人ならではの知恵でした。では「鰻酒」とは、蒲焼きを温めたドンブリにとり、熱燗をたっぷりと注ぎ、五分くらい蓋をしてからこれを飲みます。そして後に鰻も食べるという、何ともスタミナのつきそうなお酒です。
冷やづくし
暑気払いには、冷やしたお酒が一番。ところで「冷や」といえば常温を意味し、「冷酒」というのは冷蔵庫で冷やしたり、氷を入れたものを意味します。そして冷やす表現は雪冷え(五度)、花冷え(十度)、涼冷え(十五度)といって区別します。極めつけは、カン・ロック。薄手のグラスに氷を入れ、やや熱めに燗した日本酒を一口少々で飲みきれる量を注ぎます。カラカラとグラスを振って瞬間的に冷えたところをクイッと頂きます。さらには冷蔵庫で凍らせておいたシャーベット酒なども、暑い夏こそ飲んでみたいものです。
冷や奴
「冷酒」とくれば、冷や奴。これもまた日本の夏の定番です。豆腐は「畑の牛肉」とも言われる良質なタンパク質食品。冷やしても良し、暖めても良しとは、まさに日本酒にぴったりの酒の肴の優等生。「豆腐百珍」にもあるように、豆腐料理は昔から非常にたくさんあり、庶民の味として親しまれてきました。夏なら青紫蘇、茗荷を刻んでいただきましょう。
お盆・夏祭り
故郷へ帰るだけでなく、海に山に、そして海外へと、お盆の休みはいまや民族大移動の代名詞。さて旅行に出て嬉しいのはその地のお酒に出合えること。普段口にしたことのないお酒や、その地方でしか飲めないお酒を飲むことができますから、チャンスは大いに生かしたいものです。また全国各地では夏祭りの真っ最中。浴衣に下駄履き涼しげに、暑い夏の「祭り酒」を楽しみましょう。
【出典】もっとお酒が楽しくなる「日本酒読本」(日本酒造組合中央会)

エクセルヒューマン
(ExcelHuman)
長野県南安曇郡豊科町大字高家 1090-1
TEL:0263-72-2828 FAX:0263-72-6268
e-MAIL:info@eh-shuzo.com
サイトマッププライバシーポリシーお問い合せ
エクセルヒューマングループ・リンク集